ゆでたまごとの闘争

これは、チハルがゆでたまごと戦った記録である。

発端はミクシイに綴ったこんな日記から始まる。

 

なんていいますか

ゆでたまご、つるっときれいにむくのが異常に下手です。

ゆで方が悪いのかなんなのか、すっかりあばたになってしまいます。

ごくまれに、つるっとむけるのですが、それがどの条件でそうなったのかわからないんですよね。

 

いつもの手順としては

1) 鍋に水を張る

2 ) 冷蔵庫からたまごを取り出しいれる

3 ) 固ゆでのときは1 2 分くらいゆでる

4 ) 冷水にとる

5)むく

6) ずだぼろになる

 

なんかまちがってます?

まれにきれいにむけるときは、むくのも割とあっさりむけるのですが、いつもこびりついてるのを必死でほじる感じです。

結果、薄皮を超えて本体を一緒にえぐっちゃうんですよね。

薄皮と身が離れなくて身がくっついてきちゃうというか。

結構長年の悩みです( 汗

料理は好きだしそんなに下手でもないと思うんだけど

たまごむきだけはどうしても下手なの。

私が悪いの?

それともたまごが悪いの?

 

この日記にはたくさんのアツいコメントをお寄せいただきました。

少し抜粋して載せてみることにします

 

from S氏

私、茄で卵のうまい剥き方知ってますよ、\(^-^)

僕はそれをある映画の中で見て知りました。

「エンゼルハート」っていう、ロバート・デ・ニーロミッキー・ロークが出てるホラー映画なんです。

デ・ニーロ演じる謎の男が、主人公(ローク)と話しながら、茹で卵を食べるシーンがあるんですよ。

さて、それではどうやるかと言うと次のようにやります。

まずく硬い平面(テーブルorお皿)の上で茄で卵を横に倒す。

利腕の手の平を下に向けて、指先をその卵の上に当てる。

卵に適当な潰れない程度の圧力を加えながら、「ゴリゴリゴリ~」という感じで殻が割れるように卵が一周するように転がす。

この時点で卵の側面全体にヒビが入ってます。

後はそのヒビから殻を剥いていくと、殻が薄皮で繋がった状態で剥けていきますv(^-^)

 

from M 氏

水にたまごを入れるより、「お湯」にたまごを入れたほうがきれいにむきやすい。

調理中にひびが入るのがイヤなら、前もって適量の塩を入れた水に3 0 分~ 1 時間くらい浸しておき、その後その薄塩水とともにボイルする。

たまごはしばらく放置して、室温にしてから入れる。(←重要)

または上記のように、薄い塩水に浸けておく。

つまり「冷え冷え状態のたまごを、いきなり熱いお風呂に入れない」。

(ゆでたあとは)充分に冷やすこと。

冷却した後、スプーンのおなかなどでコンコンと殻の頂部をたたいて小さな穴を開け、そこから空気(息)を吹き込む(あるいは水を入れる)という技もある。

むく前に、俎板の上などで(中身がつぶれない程度に)押し付けながら転がし、

殻全体にひびを入れ、水をかけてむくと「あら不思議」。

要は卵白部分と薄皮を、いかにうまく引き剥がすか・・・

どのようなたまどの卵白部分と薄皮が剥がれやすいか・・・

ですね(^_-)-☆

 

From S嬢

卵のムキ方…ロバートデニーロから一歩前進して、全体をテーブルなどで軽く叩いて、全体にひびが入るよーにします。そしたらつるりんだよ。

 

from V 氏

Sさんが話されてるようにゴリゴリいくと剥きやすいですよね。

あと僕は、水道をひねり、たまごを水にちょっと浴びさせながら剥いていくんですが、それも結構イケますよ。 ツルッツル度が上がります。

学生のころ実家はパン屋をやっていて、朝早くにゆで卵を作っていたんですよ。

一定時間、卵をぐつぐつやって、よ~く流水で卵を冷やし、全体にヒビを入れたら、するっと1~2秒で剥けてしまいます。鍋の熱湯を捨てて、そのまま流水で十分冷やすのがポイントかも ・・・

 

 

読んだ?じゃあ続き読んでね(笑)。

それを受けて、実験を開始☆

今までと同じように冷蔵庫から出してすぐ、水に入れて茹で開始(ここは条件確認のため敢えてやってみた)。

 

流水にとってよく冷やしてゴロゴロ開始。

1個目。

 

 

ゆで卵、圧死(爆)。

 

2 個目。

1個目で学習したので少しヒビを入れてからゴロゴロ開始。

おお、むきやすい。でもまだちょっと身が付いてくる。

うむ。スピードアップはかなりした。しかし、道はまだまだ遠い。

 

圧死した子もいまいちの子も叩き切ってタルタルソースになりました。それはそれで、ウマ。

 

(2006年2月2日)

youtu.be

今日再びトライしてみました。ムービー撮りつつ(笑)

今度は常温に戻してやってみた。冷蔵庫からしばらく出しておいた。

片手だったから、ちょっと崩れてしまったけれど結構いい感じじゃないかな?

 

ポイントはここだったのかも!

(2006年3月6日)