おのの一族にときめいていたことにおののく

深夜、Instagramのエフェクトをつかい、なりきり空也上人で遊ぶ。口から仏様がテトテテテと飛び出しているあのお方だ。笑える。画像をクリックすると飛べるのでぜひやってみて。

 

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今はなくなってしまったようだけど、こういうアイコンでした。





Facebookにそのバカ写真をアップしてついたコメントを見ているうちに思い出したというか、点が線に繋がる感じがしたので、以前Facebookに書いたことなんかも含めて書いておこうと思います。

 

「それはそうと、六波羅蜜寺やその周辺にある六道珍皇寺も好きです。」

それは、そんなやりとりから始まりました。この時点で空也はさておかれました。空也、ごめん。いやいや、そんなこともないか。はじめに六波羅蜜寺に行ったのはある寒いクリスマスのこと。どこにいっても混んでるし、お寺でもいっちゃうか。そんな軽いノリで行ったのが「空也踊躍念仏厳修」。これはお寺公式のムービーですが、私が行ったのは随分前のことです。モーダーナンマイトー、モーダーナンマイトー、昔読んだ「みしのたくかにと」みたいだけど、秘密のお経を唱えまくって、とにかくめちゃくちゃ笑えたし寒かった。

 

youtu.be


その帰りに立ち寄ったのが六道珍皇寺というわけです。あそこに祀られている小野篁(おの の たかむら)のお話が面白いです。小野篁小野妹子小野小町の一族なのですが、背が190くらいあったとか、昼は朝廷、夜は閻魔庁で働いていて、冥界に行く井戸と戻ってくる井戸があり、そこを行き来していたとかいうのです。若干オカルト好きのわたしはかなり興奮しましたね。普段は暗いところにあってがんばって覗き込まないと殆ど見えないのですが、そこにある小野篁像の袖がふわっと浮いたようになっているのが井戸にinするときのエアー感が表現されているようでたまらないのです。

それはそうと、花札ってやります? 子供の頃、こいこいとかよくやったんですが(片膝立てて座布団の上でやっておりました。ヤクザ映画の観過ぎです)、一番好きな札がこれだったんです。これが「柳に小野道風」という札で、小野道風小野篁の孫だったというわけです。気づかなかったのか忘れていたのか…時を越えて同じ一族の人物にときめいてしまうなんてさ…。運命???


というわけで以前ときめきすぎてFacebookに書き散らしていた一文というか調べていたメモ書きを以下にぶらさげておきます。

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(2016年7月26日  Facebookより)
花札は柄が綺麗ですが、なかでもこの札が好きです。これが出てくると内心で「雨くん」と呟いてしまいます。そういえばこの札ほんとは何というのだっけと調べたら「柳に小野道風」とある。それって何、とまた調べましたら古くは「柳に番傘」「柳に番傘をさして走る斧定九郎」とある。人が変わっておる。雨くん、君は誰なの。

 

小野道風(おの の みちかぜ。おのみちふう、ではない。)

ja.wikipedia.org

 

 

斧定九郎? 

あ、斧くんって、このひとだ。

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www.kusuya.net

 

なんで斧くんが小野くんになったんかという話。ダジャレかよ。

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 

 

 

オノヨーコとかもつながってたりするのかな…?

(続く?)